おはようございます。補助者Tです。

私の知人が「新築を建てる時に現況測量が必要。」と言われたけど・・・と話してきたので

今日は現況測量を学んでいきたいと思います。

先ずはどんな時に現況測量が必要か??

「・建物の新築」

「・おおよその土地の面積を知るため」

「・地積測量図の点検」などの理由があります。

また、境界は探し当てますが、隣地所有者との立会いを省略する場合も現況測量と呼ぶ場合もあるみたいです。

詳しく説明していきます。

「・建物の新築の場合」

家を建てるためには、設計が必要です。

設計をするには、土地の広さや形状、間口、道路などを把握するための測量が必要です。

そのために必要な測量が現況測量です。

なぜなら、建築基準法をはじめ、様々な規制の法律をクリア出来るように設計しなければならないからです。

「・おおよその土地の面積を知るため」

土地の情報は法務局に登記してあり、登記記録には土地の面積も記載されています。

これは公簿面積と呼ばれていますが、実際の面積と違う場合が多いのです。

実際の面積がわからないと、建物の新築や土地の活用を計画する時などにも困ることがあります。

「・地積測量図の点検」

法務局に、お持ちの土地の地積測量図が備えてあれば、土地を正確に把握しやすいです。

しかし、年代が古くなるほど正確さに欠けてしまう場合があるので注意が必要です。

備え付けの地積測量図が正確かどうか、測量してみないとわからないことがあるのです。

確定測量が必要なケースとは!?

必要な目的によっては現況測量ではなく、

確定測量という厳密な測量が必要な場合もあります。

確定測量とは「隣との土地の境界をはっきりさせたい時や

登記をする場合」に必要です。

確定測量は資料や現地の調査をもとに、正しい境界を探しあてます。

探し当てた境界を隣地所有者に立ち会ってもらい、確認印をもらいます。

という風な流れで確定測量が進んでいきます。

(難しいですね。)

もし皆さんが現況測量か確定測量か、どちらの測量を選べばいいのか分からない時は

土地家屋調査士事務所に相談して目的をお伝えください。

その際には是非稲葉事務所にご相談ください!!