おはようございます。補助者Tです。

貴方がもし土地を売却することを決断して測量が必要になったけど、

登記簿面積を修正する必要があるなんて知らなかったという方もいると思います。

所有者などはきちんと管理されているから、自分の土地は問題ないと思いますよね？

しかし、「登記簿の面積」と「実際に測量した面積」が違っていることは意外と多いみたいです。

なぜなら登記簿の面積は、明治政府が行った地租改正の時の図面が引き継がれているのです。

地租改正時は面積を自己申告したとの記録もあり、面積が過少申告されている土地も中にはあったみたいです。

そもそも縄で測量されていた時代であったので、現在の最新の測量機器で実測すると登記簿面積よりも広くなったり狭くなったりすると思います。

このように登記簿面積と実際の正しい面積がズレている状態の場合、日常生活では支障がないかもしれませんが

大地震や土砂崩れ等の大災害が起きてしまうと正確な自分の土地の範囲がわからなくってしまいます。

土地の範囲がわからなくなってしまうと、登記簿面積より多くの面積を所有していたとしても、それを証明することが出来なくなるため、残念ですが登記簿の面積が基準になってしまいます。

こうならないために、『土地地籍更正登記』は、自分の土地の登記面積が実際の正しい面積とズレている方のために、正しい面積に修正して自分の土地を守る方法の一つです。