街区基準点
おはようございます。補助者Tです。
突然ですが、皆さん道路や横断歩道の信号待ちとかに、
不意に地面を見たときに上の写真のようなものを
見たことありませんか??
これは、街区基準点というものです。
街区基準点とは、地籍調査における基礎データの整備を目的に
国土交通省が実施した、
「都市再生街区基本調査」の一環として全国の都市部(人口集中地区)に設置された公共基準点なのです。
街区基準点は世界測地系の座標をもった測量用標識であり、
この基点から目標物を測量することによって
地球上における正確な位置を知ることが出来るのです。
街区基準点には、街区三角点(約500m間隔)、
街区多角点(約200m間隔)があります。
このほかにも、街区基準点を補完するための節点、補助点があります。
では、どのように私達に関係してくるかといえば、
街区基準点を使用して測量された土地は、
後の境界標復元が容易になるので、
もし災害が起きてしまったとしても、迅速に復旧することが可能になるのです。
何気なく見ていたもので、地球上における正確な位置を知ることが出来るのは、すごいことですね!