今回はドローンに加え、RTK測位、スマホLiDERスキャナを用いて上空からの現況写真を作成してみましたので、ざっくりとご紹介させていただきたいと思います。

数か月前はドローンのみを使っての記事でしたが、今回は…

ドローン…DJI Mini4pro

RTK機器…Drogger RWP

スマホ…iPHONE15pro

写真処理…メタシェイプ(スタンダード版)

を揃えて挑戦しました!

当初はRTK測位ができるドローンを使ってみたいなと思っていましたが、とても手が出ません…加えて、得られたデータ処理に必要な数十万のソフト、保守費用まで考えるととてもとてもとても…。それに森林業や土木業のように広い土地を扱うことが少ない土地家屋調査士業務にはコスパが非常に悪いなと感じました。

そこでコスパのいい方法はないかと色々探していたところ、上の3つの機器にたどり着きました。

DJI Mini4proはバッテリーもろもろで14万円程、Drogger RWPは9万円程で購入しました。iPHONE15proはたぶん17万円くらいです(分割購入)。

ランニングコストはというと、ドローンは賠償保険、RTKは月々3300円、iPHONEは通話料、ってところです。ドローンやiPhoneは日常生活でも使えますし、GNSS機器を扱う上での勉強代と考えれば安いもんです。

データ処理の方ですが、写真処理に使うメタシェイプ(スタンダード版)は3万円くらいで購入しました。3Dモデルも作れますし、とても面白いです。あとは「クラウドコンペア」「QGIS」を使いました。この二つはフリーソフトです。

【現況写真】

ではドローンで撮った空撮写真から作ってみたオルソ画像をご覧ください。

中央の左側の家が自宅です。

画面右側の画像が荒くなっていますが、QGISでgoogleマップの画像にオルソ画像を重ねたためです。Drogger RWPで庭に置いた対空標識の中央をRTK測位して、その座標に写真を合わせたらうまいことピッタリはめることができました。QGISで簡単に合わせることができました。

次に上空から見えない屋根の下の部分をLiDERでスキャンした画像をさらに重ねてみたのが上の画像です。ところどころ歪んでいる箇所があるので、まだまだ修練の余地がありそうですが…でも上空から視認できない箇所も補えそうです!

【まとめ】

まだまだ改善の余地が沢山あります…CADに取り込んで測距や境界線を引いたり、CAD上に置いた座標に対して位置出しをしたり、もっと精度を上げて現場で使えるレベルまで持って行ければと思います。