戸籍の改製について
お疲れ様です。補助者Rです。
今回は「戸籍の改製」について学んでいこうと思います。
・戸籍の改製とは
法律の改正などによって戸籍の様式が変更された場合、
以前の古い様式の戸籍から新しい戸籍に書きかえることを「戸籍の改製」といいます。
現在までに戸籍の改製は、「戦前に4回、戦後に2回」行われています。
戦前に改製された戸籍はそれぞれ「明治5年式戸籍」「明治19年式戸籍」「明治30年式戸籍」「大正4年式戸籍」といいます。
戦後の昭和23年以降の戸籍を「現行戸籍」、平成6年の改製後の戸籍を「コンピュータ化された戸籍」といいます。
平成6年の改製によって、紙媒体の戸籍がコンピュータ管理されるようになりました。
様式が変わるだけですので、内容に変更はありません。
ただし、改製の時点で除籍(婚姻や死亡など)になっていて戸籍から抜けている人や離婚の記載などは
改製後の新しい戸籍には書き写されないので、現在の戸籍のみを見ても過去の事実の全ては分かりませんので注意が必要です。