建物図面と種類について
● 建物図面とは
建物の形状や敷地との位置関係を示した図面。
建物を新築した際に行う表題登記や、増改築により床面積・構造を変更する場合の変更登記の申請に必要な法定添付書類で、法務局に提出されます。
● 建物図面の種類
配置図:建物が敷地のどこにあるかを示した図面。
敷地の形状や道路との位置関係、方位なども記載されています。
一般的にカーポートや汚水桝なども記載されています。
平面図:建物内の部屋を上から見下ろした形状が記載されている最も基本的
な建物図面です。
図面化されるのは、床から1.5mの高さの水平断面で、部屋や通路
の配置、階段の位置なども記載されています。(ロフトや屋根裏も)
立面図:建物の外観を表した建物図面。東・西・南・北の各方向で正面か
ら見た建物の投影図です。(姿図とも呼ばれます)
玄関や窓、バルコニーの位置や形状、屋根の形状等が表示されてい
ます。
断面図:建物を縦に輪切りにした時の形状を示した図面。
天井やロフトの位置関係を確認する際に利用されるほかに、日差し
の角度を記入することで日光が部屋のどこまで入ってくるのかを計
算することもできます。