住居表示とは
日本では明治以降、不動産登記用の「地番」を使って住所が表記され、この地番は戸籍制度にも利用されていました。
しかし、時代が進むにつれ、道路の位置や建物の並びと一致しないような場所が増え、住所を見てその場所にたどり着くことが困難になったり、戸籍上の住所とは異なる場所で生活をする人が増え、行政の管理は次第に煩雑になっていきました。
そこで、住民の住居を把握しやすくしたり、郵便物を配達しやすくなるなど、実用上わかりやすい住所として、1962年に「住居に関する法律」が公布・施行され、新たに整理した住所を導入する制度である「住居表示」が行われました。
住居表示は、全国すべての地域で導入されたわけではなく、必要に応じて行われます。
そのため、地番をそのまま使い続けている地域も多くあり、結果として、現在も地番と住居表示が混在する状況が続いています。
住居表示が行われても「土地の地番」が変わったり、なくなったりすることはありません。